皆さま、こんにちは。関西では最高気温一桁の日々が続いていますが、皆様お住まいの地域ではいかがでしょうか？
今日から【シリーズ・私のライフキャリア】ということで、これまた不定期になりますが、対面、オンラインでお会いしてお話をお伺いした駐在妻さん・元駐在妻さんのご紹介をさせて頂こうと思います。
「ライフキャリア」という視点で、駐在経験のある方のお話を伺うことは、プレ駐在妻、現役駐在妻、迷える元駐在妻の皆さんにとって、道しるべになることも多いと思います。そして、私自身も多くを学ばせて頂いております。
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【シリーズ・私のライフキャリア】vol.1 アロマテラピー講師・澤本由紀子さん
澤本由紀子さんは、大阪府・関西にお住まいの元駐在妻さんで、上から大学生、中学2年生、小学校6年生、3人のお子さんのお母さんです。
私も大変お世話になっている、アドラー心理学をベースとしたコーチングをされている湯本レイナさんがインタビューされた記事を拝読し、同じ関西の方なので是非！とご連絡させて頂き、オンラインでお話させて頂きました。
由紀子さんは20年近く前、一番上のお子さんが8ヶ月の頃にベトナム・ホーチミンへ駐在したのを皮切りに、お子さんが増えながらホーチミン3年半→日本に5年→同じくベトナム・ハノイに1年半→日本に2年、中国・蘇州に丸3年→本帰国から3年半強が経過、現在に至るそうです。
子どもの小さい時期から学齢期にかけての一番大変な時期を、海外と日本を往復しながら過ごされた由紀子さん。上のお子さんは高校生の時に日本の高校に編入され、大学に進学されましたが、下の2人のお子さん方は海外でインターナショナルスクールに通われるようになり、今も日本でインターナショナルスクールに通っておられるそうです。
お子さんの本帰国後の編入先の学校のことで悩まれ、情報を求めたことをきっかけに、「関西帰国生親の会かけはし」が出版している「帰国生への学校案内｟関西｠」に出会ったそうです。
何とそこには、8ヶ月のお子さんを連れて初めてホーチミンに駐在になる時、ホーチミンでの情報を求めてメールで連絡を取った方が参加されていたそう！このような数奇なご縁で関西かけはしの活動にも関わることになり、現在も活動されています。
「関西帰国生親の会かけはし」
HP：http://www.ne.jp/asahi/kakehashi/kikoku/
私も以前所属していた臨床心理士のボランティアグループ「WithKids」の活動の中でお話伺うことがありました。
海外では子育てに邁進して来て、「○○ちゃんのお母さん」としての生活が中心だった由紀子さん。それでも、お子さんが幼稚園に行き始めると時間があったので、2回目のベトナム・ハノイ駐在の時、アロマインストラクターの通信教育を日本から取り寄せ、勉強されていたそうです。その後、本帰国してからの2年の間にインストラクターの資格を取り、中国の蘇州へ。3年半前に本帰国後し、現在ご自宅やカルチャー教室でアロマセラピーのお教室をされているそうです。
アロマテラピー教室 ~chamomile~
Blog:https://ameblo.jp/hoa-chamomile/
つい先日、「帰国女性のためのアロマ会」という素敵なイベントを開催されたそうです！
由紀子さんご自身は、海外生活とキャリアについて、以下のように話されていました。
〇海外にいるからこそできることがあります。海外での時間を「自分自身を肥やす時間、自分を潤す、つなげる時間」にすればよいのではないでしょうか。
〇海外にいてもキャリアは切れていません。海外生活をキャリアの肉付けの期間として、将来キャリアを復活させることが出来ます。勤続年数の連続にはならないけれど、長―い目で見たら、キャリアは繋がっているのです。
・・・正しく、私の思う「ライフキャリア」を構築する、とはこのようなこと！3人のお子さんを育ててきた中での由紀子さんのしなやかな生き様、お考えを伺い、アロマオイルに癒されたような、穏やかな気持ちになりました。
私は駐在妻の間は、海外生活が「キャリアの分断」にならないよう、今ここで出来ることを精一杯しながら過ごし、本帰国後は元の仕事に戻って、同期達に追いつこう！という思いで一杯でした。由紀子さんように海外での時間を「自分自身を肥やす時間、自分を潤す、つなげる時間」に、くらいの「心のゆとり」が必要だったのかな、とも思いました。
以上、長くなりましたが、皆さんにとっても駐在生活が、「自分自身を肥やす時間、潤す時間」として、ご自分なりに納得の行く時間となることを願っております。
次回はVol.2「ファイナンシャルプランナー・中原美由己さん」をご紹介させて頂きますね。
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今回の記事を読んで、「私も自分らしいライフキャリアを歩みたい！」「でもどうすればいいか分からない・・・」など、思われたことはありますか？
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