こんにちは、「駐在妻ライフキャリア研究所」臨床心理士の原田舞香です。
今日はタイトルを「変えられるものを変える勇気」としていますが、アドラー心理学でも引用されているのでキリスト教徒でなくてもご存知の方も多いかも知れませんが、私の好きな祈りの1つ、「ラインホールド・ニーバーの祈り」をご紹介します。
「ラインホールド・ニーバーの祈り(短文)」※以下、「ニーバーの祈り」
主よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。
God
grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
the courage to change the things I can,
and the wisdom to distinguish the one from the other.
- Niebuhr, Reinhold
出典「女子パウロ会」HPより:www.pauline.or.jp/prayingtime/vari_rein_short.php
海外駐在に帯同する?しない?
海外生活の中で、思い切って本当は自分のやりたいと思っていることを始める?始めない?
本帰国後、専業主婦のママ友の多い中、それでも仕事を始めたいと思っている時。
折角念願かなって再就職したにもかかわらず、ワンオペ育児と仕事の両立がどうにも立ち行かなくなり、周囲からは「仕事を辞めた方がいい」と言われている時。
等々。
今の皆さんにとって、もしかしたらその時を迎えている方もおられるかも知れませんが、私もこれまでの人生の中、とりわけ北京駐在前~駐在中~本帰国後、これまでの間、幾度となくこのような岐路に立たされることがありました。
そんな時にいつも思い出したのは、この「ニーバーの祈り」です。
「変えられないものを受け入れる心の静けさ」「変えられるものを変える勇気」「その両者を見分ける英知」いずれも欠けることなく必要です。
日本には多神教文化が根付き、特定の信仰に対してアレルギーのある方もおられると思いますが、逆に日本人は様々な文化を受け入れる柔軟性も持っていると私は思います。
時には静かに自分の心の声に耳を傾けてみる、そんな時間も大切だと思います。
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