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「駐在員と帯同家族のメンタルへルスについて」お話させて頂きました

皆様、こんにちは!早いもので11月も終わりになり、日本は既に寒くなったと伺っています。私はシンガポールで初めての暑いクリスマスを迎えようとしています。

 

さて先だって、同じ東南アジアにて、駐在妻さんが自死されたとみなされたというお話を伺い、心痛極まりなく、現役在外邦人の一人として、何か出来ることはないものかと思っていました。

 

そんな時、日本で産業保健師としてお仕事されていた藤原沙和香(さやか)さんからお声掛け頂き、ご一緒に「シンガポ―ル日本人会メディカルスタッフの会」の定例勉強会にてお話させて頂くことになりました。私は「駐在員と帯同家族のメンタルへルスについて」お話させて頂きました。私はまだこちらに来て半年強ほどなので、むしろ参加されていた医療専門職の皆様からシンガポールの現状について多くを学ばせて頂いた思いです。

 

シンガポールの場合は、日本語の通じる医師が常駐し、近隣諸国よりも恵まれた環境ではありますが、プライバシーを確保した上で利用できる機関は限られています。また、同じ駐在という立場であっても配偶者の勤務先の規模によって、受けられる医療サービスやメンタルへルスサポートにもかなり差があります。

 

永住の方であっても、駐在の方であっても、誰もが母国語である日本語で利用できるリソースと、その情報が、より多くの方々に届くことを願い、草の根的な活動ではありますが、私からも少しづつシェア出来ることがあればと思っています。

 

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