皆様、こんにちは。早いもので年度末、私がシンガポールに来て間もなく1年が経とうとしています。
先月は、勤務先の広報紙にて、
海外在住日本人の「異文化適応過程」について
というタイトルでコラムを書かせて頂き、掲載して頂きました。
詳細はこちらから。
昨年、同じテーマをブログで書かせて頂いていますが、文献資料を集め、バージョンアップさせて頂きました。
こちらのコラムにも書かせて頂きましたが、異文化に適応するためには、半年~1年の期間が必要な場合が多いとされています。
でも、「私、1年経つけど、慣れません!!」という方、焦らないでくださいね。1人1人の置かれている環境には個人差がありますし、「慣れた、なじめた」の感覚もまた、個人差があるのです。
私は海外生活7年目、海外と日本を出たり入ったりし始めて10年になります。この間に3回の新生活を経験していますが、いずれの場合も、1年目は「一応生活出来るようにはなったけど、あまり友達もいないし、まだなじめないなぁ」で終わっています。
でも、3年目くらいになってみて気付くのですが、実は、この後仲良くなる人に既に出会っているけど、まだ交流が深まってないだけだったりするのです。
2年目、3年目・・・と時を積み重ねることで出来て行く新しい土地での生活は、1年目に築いた基盤があったからこそのこと。だから、これまでの時間は決して無駄じゃない。過去の自分に、未来の自分が助けられることも、沢山あります。その積み重ねが未来を自分を創るのです。詳しくは、別の記事にて改めさせて頂きます。
それでも、どうしても辛い時は、遠く離れていても信頼出来る友達や、専門家にご相談くださいね。
海外で利用可能な相談資源についても、今後記事にしたいと思っています。
© 2019 駐在妻ライフキャリア研究所