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臨床心理士報に掲載されました

皆さん、こんにちは!早いもので年度末となり、各地の日本人学校は既に修了式を終えられたかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。毎年ながら、別れの季節ですね。

 

私はシンガポールに来て丸6年になりますが、帰任する学校の先生の空港見送りに、初めて行って参りました。恐らくコロナ前もあったのかも知れませんが、来星当初はそのような機会があるとは知らなかった次第です。まだまだ、知らないことが沢山ありますね!

 

今年度帰任やスライドの皆様、大変お疲れ様でした。これから始まる新生活、不安になることもあるかも知れませんが、以前海外生活を始めた時と同様に、新生活に慣れるには時間が掛かるものですから、焦らずお過ごしくださいね。

 

話は変わりますが、私がシンガポールでボランタリーに従事している「在星邦人メンタルヘルス研究会」の研究にて、2021年度に公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会から、新型コロナ危機から立ち上がる『臨床心理士のこれから』を創新するための援助金助成事業」に採択され、頂いた援助金を活用しておりました。

 

この度、2024年1月刊行の”臨床心理士報”第35巻1号にて、本会の取り組んだ研究成果を始めとした本会の活動を含んだ報告文「COVID-19流行下におけるシンガポール在住日本人のストレス要因の検討とメンタルヘルスに関する調査研究」が掲載されました。

 

文中にて、COVID-19感染拡大以降、近年に至るまでの在星邦人を取り巻く社会状況、2021年に実施した調査結果の一部、私が活動に従事する在星邦人メンタルヘルス研究会と、少しですがシンガポール日本人心理士会のこともご紹介させて頂きました。

 

今回のように海外在留邦人のメンタルヘルスの問題を、海外在住ではない日本人の方にも伝え、その理解を促す一助となることで、今後のより一層の海外在留邦人支援の促進につなげることが出来ることを願っております。

 

次年度一杯は、先述の通り当地コミュニティ内での複数のボランタリーな役割を掛け持っている都合、再就職の難しい状況が続いております。

 

そのため、今後も微力ではございますが、本研究所、及び在星邦人メンタルヘルス研究会を始めとした各種活動を通して、シンガポールを始めとした海外在留邦人の皆さんのお役に立てることがあればと考えています、よろしくお願い致します。

 

参考URL:

在星邦人メンタルヘルス研究会 ホームページ

シンガポール日本人心理士会 Facebookページ

公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 ホームページ

 

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